ジュースサーバー
「導入1ヶ月での17,000ダウンロードは
店長同士の意識の高さで実現できました」
果汁工房 果琳 / 菊田直樹さん
ジュースバー「果汁工房 果琳」を日本全国に180店舗展開する株式会社青木商店は、リピーター集客を目的とした顧客属性把握のためにアプリンクの導入を決めました。
一見のお客様にアプリでブランドの認知をしたい
当社が運営するジュースバー「果琳」の多くは大型のショッピングセンターの中にあるので、施設に買い物に来られた方が店舗を見てはじめて認識されるケースが大半なんです。つまり、店舗をめざして来られている方が少ないということです。これまではそういった通りがかりのお客様に対して、紙のポイントカードというツールでしかアプローチをしていなかったので、自店の顧客の認識が困難でした。
そこで、ブランドを認知して再来店を促すツールとして、アプリンクの導入を決めました。
店長会議でアクティブダウンロード数を共有
現在「果琳」全店でのアプリダウンロード数1位は越谷レイクタウンmori店です(※取材時)。こういった情報を月に1回の店長会議で共有しています。そうすると、ダウンロード数の多い店舗の取り組みを教えて欲しいと、他店から問い合わせがあるんですよ。実際にアプリのダウンロード数と売り上げが比例しているので、店長たちの興味関心は高いですね。
具体例でいうと、アプリ導入時に行った「70円割引キャンペーン」は本部主導のもので、POPなどの販促資材も本部が作成しており、各店が個別に考えたわけではありませんでした。しかし、販促資材のビラを積極的に配ることや、レジでのお会計時に声がけを徹底することで越谷レイクタウンmori店は1位になりました。店長の運営オペレーションによってかなり数宇がかわってきたということです。
今後は店舗・顧客に合わせたキャンペーンを
いまはまだ会員数を集めてデータを蓄積する段階だと考えていますが、そろそろスタンプ機能を本格的に使っていきたいと思っています。
そして、プッシュ通知でさまざまなキャンペーンの告知をしてお客様の反応を見たいですね。まずは果物の季節ごとに新商品を出していますので、そこに合わせたキャンペーンを通知したい。また、定期的な、たとえば第二第四日曜日は割引になる、というようなキャンペーンを定着させて、アプリのアクティブ性を保持することも考えています。ほかにも休日と平日の顧客層が違う店舗で、それぞれに合わせたサービスや、平日の朝限定のモーニングサービスを導入するなど、さまざまなアイデアがあります。
アプリンクの分析機能はファミリーや男女といったセグメントだけではなく、顧客の年齢層などもわかることが魅力なので、うまく使いこなして、ダウンロードキャンペーンで一気に増えたお客様にいかに常連になっていただくかが、次のフェーズだと考えています。
菊田直樹さん
株式会社青木商店営業統括本部フルーツバー事業部次長。全国に180店舗展開するジュースバー「果汁工房 果琳」の統括責任者として、日本中を飛び回っている。